「黒人と日本人のハーフ」筆者自己紹介
こんにちは、"BlackSamurai Movement X"のSHASHA(シャシャ)ですハイチ系アメリカ人の黒人の父と日本人の母親をもつハーフです。[1990年生まれ]
日本でハーフとして生きる中で経験した困難をベースにYoutube上で音楽コンテンツをアップするなどの活動をしています。
このブログでも日本においてハーフが直面する困難や経験談、悩みなど本音の気持ちをシェアすることでハーフに関する先入観や誤解などを解くきっかけとして理解を深めていけたら良いなという気持ちでやっていこうと思っています。
その他に好きな趣味、Art や雑貨、自分の音楽活動に関連したものなどもシェア出来たら良いなと思っています。
良ければ下に貼ったリンクのYoutubeチャンネルと合わせて楽しんで頂けると嬉しいです。
Peace & Love :)
銀行の仕組み
スライブで語られていた銀行の仕組みについてまとめます。
普段一般庶民はぼんやりとしたイメージで利用している銀行の矛盾した仕組みについて話していました。
1: 銀行は金庫に保有しているお金の9倍貸し出している。
2:これを可能にしているのは部分準備制度があるからだと言います。
この制度は連邦準備銀行や国の中央銀行が、銀行が保有する準備金の割合を決める事が法的に許可されているからだと言います。
米国ではこのスライブ収録時10%だったようです。
3: このシステムの例が挙げられていました
10000ドルを銀行に預けるとその10%の1000ドルをとっておいて、残りのお金9000ドルを貸し出します。
ここで別の人が9000ドルの車のローンを申し込んだとします。
そうすると銀行は1人目の預金の9000ドルから次の人に貸し出します。
この人が車の売り手にお金を支払うと売り手はそのお金を同じ中央銀行制度内の別の銀行に入れます。
そこからまた10%差し引かれて次の人に貸し出していく事の繰り返しで資金がどんどん増えていく仕組みになっていると言います。
こうして銀行が保有しているお金の9倍もの貸し出しをするというカラクリが成り立っているようです。
銀行は利用者からいっせいにお金を引き出されない限りこの不正がバレる事は無いようです。
世の中のカンタンなしくみ
1: 子供誘拐し虐待、血を飲み&食べる
2: 著名人とテレビを使い誤報を流し続け無知で未熟な人の潜在意識を単純化しバカにする
3: お金を作り債務返済システムで人を働かせせきたてると同時に非本質的な操られた数字による価値観を植え付ける
4: 食べ物にとうかぶつ毒を入れ病院に通わせ薬を飲ませ的外れな対処療法と副作用により痛めつけ殺しつつ薬を高額で売りつけ己に有利なように経済を回す
5: フリーエネルギーや社会の本質、道徳性に目覚めている人間を徹底的につぶし蹴り出す
or 暗殺、洗脳人間家畜をけしかけ村八分
こうして永続的に続く無知で鈍い人間と悪魔のみの偽善的な世界が維持されていくようになっている。
偽りの未熟で甘い常識と道徳、悪意を中心とした社会システムのコンビネーションでさらしにかけられた未熟な人のみが生きていける不自然で不潔な地球が出来上がっているのです。
ハーフの子供を産むという事
僕がハーフとして日本で生きて来た中で学んだ事は、ハーフの子供を産むのならしっかりと日本の風習、国民性を理解し、両親どちらも自分一人ででもその両サイド(ハーフの血の)の文化とその言語を習得させるという覚悟をしっかりしたうえで確実に遂行しない限り人生を通して地獄を見る羽目になると言う事です。
日本の国民性を理解するというのは、日本社会の同一性重視な思考、それによる異分子を受け入れずらい国民性、縄文時代から培った独特の仲間意識のなかにハーフのような存在が果たして純日本人として社会に受け入れられ生きて行けるかという事を察知するセンス、想像力をまず持たないといけないという事です。
親側の一方的な気持ちだけではなく産まれた側が本当にこの社会の一員として幸せにやって行けるのかを何よりも優先して考えるべきだと感じるのです。少なくとも幸せに生きていける最低限の土台は親の責任として立てておかないとその子供は自然界と資本主義社会の弱肉強食の餌食にされてしまうというのは、不公平過ぎると自分は今まで生きて来た中で感じるのです。
2つのルーツをしっかり理解し身に付けていないと日本で困難に出くわしていくにつれハーフである事が人生の障害に感じ自尊心は崩壊し劣等感の塊のようになって生きる羽目になるのです。
二重国籍の制度について
ハーフとして生きる事の重圧を知らない人が定めたルールゆえに的外れ感が否めないルールだと思います。
日本人どうこうよりも人間として平等である事に重点を置くべきだと思うのです。
ハーフはその2つのアイデンティティーで初めて1人の人間としてのアイデンティティが保たれる事実を差し置いて純日本人の意識で枠組みを押し付けられても人としての平等性が欠れるという人権的問題を含むルールだと言う事が理解出来てない人が多いこの国特有のルールだと感じます。
準日本人、第2階級の日本人としてしか実質日本社会に馴染めていないハーフの生い立ちを完全に無視してしまっているとしか思えないルールだと感じます。
日本社会が無意識的に画一性重視な姿勢を取り続ける限り、ハーフは己のアイデンティティーに悩み続ける事になるのです
自然界は多様性です、日本社会は画一性重視です。
よって人間としてのルールを考える時、不意にこの画一性により世界の他の諸国より遅れを取った考えを持ちがちだという事を、日本をもっと視野が広く平等で、思いやりのある良い国にするためには、まず自覚する事が必要なのではないかと感じるのです。
純日本人のための日本では無く人間として日本にすむ人のための日本になってくれる事を祈っています。
ブラックヒストリー
普段哲学と言うとヨーロッパで培われた学問としての哲学を勉強するというのが主流になりつつある中。
本当の意味で生き抜く知恵を学べるのは実はブラックヒストリーからだと自分は確信しています。
ブラックの歴史や文化はヨーロッパ社会により粉々に壊され書物も何も残っていなく、ヨーロッパの哲学のように漠然と生きるとは何かを考えるのではなく、本当の意味で奴隷として追い詰められたなか、真に人間として生きるとは何なのかと言う疑問と真剣に向き合った400年の間をベースに築き上げられた実質的な生き抜く知恵が詰まったまさに最底辺を経験した民族による本質的な人生における知恵の泉のようなものだと筆者は考えています。
本当の意味での生きるヒントというものは最も弾圧され苦悩した民族からしか学べない貴重な知恵だと自分は感じるのです。
いじめられた時にどう対処すべきか知りたいときにイジメている側ではなくそれを切り抜けたイジメられた側からしか学べないのと同じ事だと思っています。
黒人の間ではこの知恵をソウルやソウルパワーと呼ぶ事もあり、独自の哲学体系として捉えている側面があります。
次回からはソウルパワー、ソウルの哲学とも言えるこの思想について話していきたいと思っています。
ドレッドロックスについて
自分にとってドレッドは自分自身を受け入れるためのアイテムでありお守りのようなものであったので、切らないといけない境遇に置かれた時にすごく傷つきました。
<ドレッドロックスについて>
ドレッドロックスは差別との戦いそして自分自身を受け入れるための意志表明のような存在です。
あまりその精神性を理解していない人にとってはただの奇抜なヘアスタイルにしか映らないかもしれませんが。
その精神性に共感できている人にとっては、逆境を生き抜いたご先祖様達への敬意の表明であり、黒人差別を助長する西洋クリスチャン思想への対抗手段であり、ブラックの自分自身をありのまま受け入れるためのツールでもあると言う一面があるのです。
日本で自分自身のアイデンティティーに思い悩んでいた自分にとって心の支えになったのがラスタ文化でありその思想でした。
しかし日本社会では日本人としての文化とルール、白人社会に根ざしたシステムを無意識的にハーフ達にも当てはめてしまう傾向があるため、どうしてもこちらとしては息苦しさを感じてしまうのです。
こちらとしては日本人の輪に入りきれずに自分自身で自問自答した結果、黒人サイドの自分自身を受け入れようと色々と勉強をし、真面目な気持ちでドレッドにしているのに簡単に切れと言われるのは、こちらの苦悩や誠実さを無視されている感覚になってしまい、なかなか受け入れられない事なのです。
日本の人が知らずにハーフを傷つけてしまっている言動 (#2
「*ハーフに関する記事について、時にわかりずらく、回りくどい言い回しや表現になってしまっている箇所があるのは、出来る限り平和的にこの日本で生きるハーフの抱える苦悩の事実を、一般の日本の方に理解して頂きたいと言う、筆者の切実な思いから来る言葉の配慮だという事をここでお断りさせていただきます。」
bySHASHA Peace & Love :)
こんにちは SHASHA[シャシャ]です。
今回も引き続き自分がハーフとして日本人の皆さんに知っておいてほしいと思う知らずにハーフを傷つけてしまっている言動、ハーフが抱えるジレンマをテーマにシェアして行きたいと思います
英語を話せるかスグ聞いてくる
これを脅迫的に感じるハーフもいる事も知って欲しい事実の1つです。一方的な先入観を持たれ期待に添えないと落胆され、時には馬鹿にされる事もあるというこれに関する一連の先入観をぶつけられる行為は脅迫観念に変わってハーフの心を襲い深く傷つけます。
「ハーフなんだ良いな~じゃあ英語ペラペラ?」
ここで、Yesと答えると丸く収まる場合もあるが、あとでボロが出てバレたら気まずくて嫌だな、という葛藤や不安が残ります。(笑
Noと答えると、「その顔してるくせに日本語しか話せないの(笑」のように笑われ、なぜかその流れで馬鹿にされ始めるキッカケを作る羽目になるパターンも多いため、極力相手方の聴きたいセリフを、答えた後に勝手に落胆されて無意識的な暴言を言われない回答を、聞いて来た人の人柄見ながら判断してる事が多かったです。
最近は子供の頃からこの脅迫観念に取り憑かれ続けたために渡米し勉強したおかげで、ある程度は英語が分かるという自信が昔よりはあるためまだマシになって来てはいるものの、一応分かるけどネイティブでは無いという悩みが未だ拭い去れない複雑な気持ちでいます。
どうにか完全に喋れるようライフワークとして勉強し続けなければ救われないハーフの宿命のようなものだと思って日々精進しています。
「日本で育ち日本人な筈なのに、なぜ見かけで判断されてイジメられたりこんな嫌な思いをさせられ、興味もないのに大変な言語勉強を強制されてんだよ!」というぶつけようのない怒りとともに日々向き合っている所存です。
幼い頃からこの脅迫観念も含めた重圧のために日本人のみの新しい環境に身を置くのが何よりも怖くなり、もの凄く生きずらくなってしまいました。
現にコレを原因の一つとして自殺するハーフも居るくらいです。ミスユニバースのエリアナさんの親友もコレからくる強迫観念とハーフとして日本で生きる重圧が原因で自殺したと話していました。
自分は経験上この重圧が分かるのでこれを聞いた時はショックでした。
基本的にハーフは日本のみんな同じでないといけないと言う画一的な風潮をあまり理解していない親から生まれ、困難にぶつかって訴えかけても日本人にも理解されず親からも理解されないという絶望的な状況下で生きている場合が多いのです。
他人事ではなく同じ国に暮らす仲間としてこのマイノリティーの心の叫びが伝わる日がくるのを切望しています。
ではまた:)
Peace & Love :)
下記のリンクからYoutubeチャンネルもチェックしてみてくれたら嬉しいです。:)