銀行の仕組み
スライブで語られていた銀行の仕組みについてまとめます。
普段一般庶民はぼんやりとしたイメージで利用している銀行の矛盾した仕組みについて話していました。
1: 銀行は金庫に保有しているお金の9倍貸し出している。
2:これを可能にしているのは部分準備制度があるからだと言います。
この制度は連邦準備銀行や国の中央銀行が、銀行が保有する準備金の割合を決める事が法的に許可されているからだと言います。
米国ではこのスライブ収録時10%だったようです。
3: このシステムの例が挙げられていました
10000ドルを銀行に預けるとその10%の1000ドルをとっておいて、残りのお金9000ドルを貸し出します。
ここで別の人が9000ドルの車のローンを申し込んだとします。
そうすると銀行は1人目の預金の9000ドルから次の人に貸し出します。
この人が車の売り手にお金を支払うと売り手はそのお金を同じ中央銀行制度内の別の銀行に入れます。
そこからまた10%差し引かれて次の人に貸し出していく事の繰り返しで資金がどんどん増えていく仕組みになっていると言います。
こうして銀行が保有しているお金の9倍もの貸し出しをするというカラクリが成り立っているようです。
銀行は利用者からいっせいにお金を引き出されない限りこの不正がバレる事は無いようです。