ブラックヒストリー
普段哲学と言うとヨーロッパで培われた学問としての哲学を勉強するというのが主流になりつつある中。
本当の意味で生き抜く知恵を学べるのは実はブラックヒストリーからだと自分は確信しています。
ブラックの歴史や文化はヨーロッパ社会により粉々に壊され書物も何も残っていなく、ヨーロッパの哲学のように漠然と生きるとは何かを考えるのではなく、本当の意味で奴隷として追い詰められたなか、真に人間として生きるとは何なのかと言う疑問と真剣に向き合った400年の間をベースに築き上げられた実質的な生き抜く知恵が詰まったまさに最底辺を経験した民族による本質的な人生における知恵の泉のようなものだと筆者は考えています。
本当の意味での生きるヒントというものは最も弾圧され苦悩した民族からしか学べない貴重な知恵だと自分は感じるのです。
いじめられた時にどう対処すべきか知りたいときにイジメている側ではなくそれを切り抜けたイジメられた側からしか学べないのと同じ事だと思っています。
黒人の間ではこの知恵をソウルやソウルパワーと呼ぶ事もあり、独自の哲学体系として捉えている側面があります。
次回からはソウルパワー、ソウルの哲学とも言えるこの思想について話していきたいと思っています。